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アメリカ取材おぼえがき(8)

070221_8
サンフランシスコ国際空港の到着ロビーに通じる通路に貼ってあった看板。
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そして通路。出発ロビーの下にあるため外の景色も見えず、味気ない。
目的地までダイレクトに飛ぶ便がある場合は、そこが米国上陸地になりますのでそこで入国手続きを行いますが、殆どの場合は一旦ハブ空港に降りてそこで入国手続きを済ませてから、国内線の便に乗り継ぎます。今回はサンフランシスコが入国場所です。
ここでは入国管理官による入国審査と、税関による荷物の検査があります。あらかじめ作成しておいた書類(I-94/94Wと税関審査書類)をパスポートと共に提出します。単純に観光や短期商用による入国なら、特に何も心配しなくて良いのですが、大量かつ高価な機材を持ち込む僕たちのような仕事の場合、以下のような点が(入国審査や税関の側から見て)問題となります。

1.大量に機材を持ち込んでいるコイツはナニモノで、何を目的にアメリカに来ているのか?
2.アメリカで何かビジネスでもするのか?するとしたらどんなところで何をするのか?
3.持ち込んだ機材はどうするのか?見本か?それともアメリカで売り飛ばすのか?

まず1.については、普通に考えれば自分の口頭で説明すれば良さそうに思えるものの、一年に何度も何度も出入国記録が残ると「では一体ナニをしているのか?」について、厳しく聞かれるようになります。大変残念なことですが、頻繁に出入りする人の中には悪い人(例えば禁止薬物等の運び人)もいるからです。
2.については、自国内の産業保護という目的もあるようですが、一般的には「納税義務の意図的な忌避」を禁ずるため、とされています。
そして3.ですが、どんな物品も二国間を行き来するということは、それぞれの国に対して輸出入が発生することになります。日本から持っていった機材をまた日本に持ち帰るということは、本来ならば「日本から輸出>アメリカに輸入>アメリカから輸出>日本に輸入」という、関税の機会が4回発生する、ということです。
でも実際には「短期間取材のために人も物も出入りする」だけです。出入国時にそれを証明するための方法が二つあります。ひとつが「非移民ビザ」であり、もうひとつが「カルネ」です。
いずれもネットで調べれば概要を知ることはできるので、アメリカに限らず仕事で海外に行く機会のある方は、是非ご自身で調べて必要な手続きをされることを強くお薦めします。

ここから先の話は私達の業界の恥部に触れるような話なので、正直言って書きにくいのですが、こういった手続きを踏まずに彼の地の入国審査場や税関で大暴れしたり、帰国してから「あの国の入国審査(や税関)は最悪だ」みたいなことを吹聴する人をよく見かけます。決められたルールに従わない人が拒絶されるのはその人が悪いだけで、それ以上でもそれ以下でもないんですが、そういったイレギュラーな話の方がなぜか広まっているのは本当に不思議です。
また一方で、こういった「イレギュラーな人」のせいで日本人全般に対する印象が悪くなっているのも事実です。過去の貿易摩擦、もっと遡ると真珠湾攻撃などの歴史的経緯から「日本人=ルールを守らずズルをする」という先入観をもって見る人も、少なからずいます。国際交流が進んだ今、20年前と比べたら随分マシになったと思いますが、誰がどんな目的で行っても、見ている側からしたら「東洋のあの国から来た人」として見られている、ということだけは忘れないでほしいと思います。
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