ひとつは、自賠責保険の住所変更。もうひとつは、ETCの再セットアップです。
自賠責は、本当は自宅引っ越しをしてすぐにやらなければいけなかったので私が悪いんですが、ETCの再セットアップは「いらないといえばいらない」という人もいるし「やってください」という人もいます。ただ後で利用証明書を出す際にクルマのナンバーを聞かれますので、やはりやっておいた方がいいのかな、とは思います。(まだ高速道路を通っていないので、どうなるのか正直よく分からない)
というわけで、約一ヶ月にわたってやってきた車庫証明と車検証の手続きはようやく終わりを迎えようとしているのですが、この間思ったことが二つあります。
ひとつは、決められた法律があり、守らないと罰則規定まであると記されているのに、それを守っていない人や会社というのはかなりあるのではないか、そしてその状況が予想もしない状況(会社の合併・倒産やそれに伴うリストラ、或いはそれにともなう転職や転居など)で起こっているため、実際には法律の厳格な運用を難しくしているのではないか、ということ。そしてもうひとつは、これだけの時間とエネルギーを費やしたにもかかわらず、事務所+自宅移転以降、クルマに乗る時間と距離は激減していて、そのうち「クルマ?いらないよ」となるのではないか、ということです。
私の場合、たまたま住民票を持っていたことや、ディーラーの側も法人格の変更・変化が会社側都合だったために謄本・印鑑証明を無料で出してくれたりと協力してくれたこと、陸運事務所がすぐ近くにあり、そう無駄な時間をとる必要もなかったのでここまでたどり着けたわけですが、これが普通の会社勤めの人だとそうはいかないでしょうし(なにより陸運事務所は土日祝日はやっていませんから、この手続きを自分でやろうとしたら平日半休を取るか、誰かに頼まないといけません)かけた時間+コストに対して何か得るものがあるか?となると、疑問の残るところでしょう。
私自身、事務所が芝浦に移転したことにより、都心部で用事があるところの殆どは電車・バス・自転車で行けるため、クルマに乗る機会は本当に減りました。(場所によっては、電車・バス・クルマよりも自転車の方が早く着く場所もあるくらいです。)最近知り合う若いカメラマンの多くがクルマを持っておらず、それでもアクティブに活動していることを考えると「クルマ=カメラマンの必需品」という考え方は、古い世代特有のステレオタイプなのかも、とも思ったりします。
今後仕事の流れが急に変わって「クルマがないと仕事できない」なんて状況もあるかもしれないので断言はしませんが、それでもかつて東京都下に住んでいた時ほど、クルマの必要性を感じてはいないのは事実です。あのころ「クルマはやっぱり速くてパワーがないと」なんて考えていたのが今となってはとても滑稽に思えてきます。
まぁとにかく、これで法的には問題のない状態でクルマに乗れるようになったということで、このシリーズはおしまいです。